
絵本作家&京都市総合育成支援ボランティア員 アフロのおはなしや @リーダーさんの感想です。
娘さんをキッカケに必死に軸対話を修得されました。
その学びは確実に周囲の人たちに影響を与えています。
アフロさんとは、PTA活動で知り合いました。
独自の世界観があり、彼女達の手作り絵本、本当に凄いですよ(@@)
それにボランティアとは思えないプロ対応をされています。
詳しくは↓↓↓↓
【注】感想の文中には”会話スキル”とあります。
”スキル”という言葉は、訓練で身につけられるものという意味です。
アフロさんから始まった軸対話は、投石のように80歳のお父様も妻のために学ばれ、夫も学び始めておられます。
受講中、軸対話を子ども達の支援活動に活かされてる話が印象的で2〜3年ぶりですが、エピソードを尋ねました。
詳しくは↓↓↓↓
辞めていく人達というのは、学校の先生です。
会話が見えないと、人との関わりに必要以上にパワーを遣い、心が疲弊します。
軸対話が身についていると、自身のパワーを最小限にしても効果的な関わりができるので長続きします。
心が傷ついた子ども達にとって、継続して、そこに居てくれる人の存在は貴重ですね。
絵本作家としての活動↓↓↓↓
Contents
参加する前のお悩みは何でしたか?
自分の気持ちが言えない娘の本音が知りたい。
と言うのが一番でした。
受講後の感想を聞かせください。(解決したこと、印象的だったこと、得られたことなど)
自分の中で一番、 物になっている、というか実践で使えていると思うのは、相手の心の根の部分の声を聴く対応です。
- 相手が何を言いたいのか。
- 慰めて欲しいわけではない。
- 同調して欲しいわけでもない、
- ただ聞いて欲しいだけなんだな。
などその時々で、応用が利きます。
解決したことは、
自分の意見が言える家族関係のなったことです。
今は家族の会話にストレスがなく、無口だった娘が少しは喋る様になりました。
夫はどちらかと言うとワンマンで、自分が最優先でした。
怒るのが怖くて言えなかった事が、会話術により自分の意見が言え、話を聞いてくれる様になりました。
夫との会話で「慰めて欲しいんと違うしな」と前置きして、自分の話をしたりしています。これ、とてもいい感じです。
「意見が欲しいわけじゃないからね。ただ、今日あった話するだけだから」とか。夫が頼んでもいないのに解決策を得意そうに言うのを聞きたくないのです。
そして、夫自身も会話スキルを身に付けたいと思い、その手の本を読み始めました。
印象に残ってること
軸対話の最初の頃に、赤ちゃんは喋れないから、泣いていたら親は、色々理由を考える。というのがありましたね。あれが私の基本に戻る場所です。
会話で返事に悩んだら原点に戻っています。
今、会話がすごく見えています。
川西さんがおっしゃる、会話はスキルなのよ!という意味が、手に取るようにわかる様になりました。学んでいなかったら世界が狭かっただろうなあ〜と思います。
今、自分で面白いのは、人の会話を聞いていて「あー、そこでそんなこと言わなくていいのになぁ」とか「とりあえず言い分受け取ってあげようよ!」とか常に思うことです。「そこで受け取ってあげたら、多分前に進めるのにー」とか。
今を大事にする対話をすれば、心が喜ぶ結果になるということを実感しています。
あれから娘との関係は、平行線でした。
しかし凄い転機があり、好転しました。
今から1年ほど前(夏休み前)、中学校の下校時の青信号横断中に、信号無視の車に娘は跳ねられました。
事故としては大きかったのですが、運が良く 全身打撲や捻挫など程度ですみました。
(通院3ヶ月、未だ足首や腰は痛く完治はしていませんが)
そのとき娘は中3受験生。もう受験どころではありません。
でもそのとき思ったことは、何を私は焦っていたのか?
どれだけのストレスを娘に抱えさせていたか?
いい学校に(本人志望ではあるが)入らせようと、実力以上のことをさせようとしていたのではないか?
という事を自問しました。
「命があってよかった」
ただそれだけになった私は、娘への要求は全くなくなりました。
要求している気はなかったのですが、実はものすごい要求をしていた様です。
娘は目のハンデがあり、ずっとずっと頑張っていたのに、なんて可哀想なことをしていたのだろう…
と事故によって気づかされました。
事故後、娘は外に出られない恐怖、車が怖い、踏切も怖い、電車にも乗れない、エスカレーターも怖い…次々襲ってくる恐怖と戦うことになりました。
私も救急車を見ただけでも涙が出たり、動悸がする始末。
この時初めて、娘の心の声が聞けるようになったのです。
少しずつ恐怖をクリアして行き、精神状態の安定は、ギリギリ入試前に取り戻せ、娘の能力が最大に活かせられる高校へ進学できました。
高校進学は娘の希望でしたが、私は1年遅れてもいい、通信でもいい、など心の中で思っていました。でも娘は自分の決断で電車3回乗り換えて1時間以上かかる高校を決め 今、とても活き活きして通っています。
今、無口だった娘が一生懸命学校の話をしてくれます。その時も、聞き方次第でどんどん話してくれます。
横から誰かが「それは〇〇なんちゃう?」など口を挟むと、途端に口を塞いでしまい、「なんで、そこでそれ言うねん!!!」と言う私の心の叫びが炸裂します。
そんな時も夫に「パパは言いたいねんなあ〜」と言う(アクティブリスニング)と、笑い話になり穏やかに戻ります。
今を大事にする対話をすれば、心が喜ぶ結果になるということを実感しています
長々と書きました。
まだしなやか自分軸(軸対話)と出会っていない方へ、どんな方におすすめだと思われますか?
私は、自分で気づいていないだけかもしれませんが「敵」と言う人がいません。
「世の中、敵だらけ」とか「お隣とトラブルで」など言う人に、ぜひ受講してもらいたいわ!