入学早々、怪我をし手術、入院その辺りから不登校になりました。どう対応したらいいのでしょう?

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子どもが学校に行けない、行かない状態の時の親の対応の仕方を教えてください。と言われたら、、、結論から言うと、困っているのは親ではなく子どもなので、子どもの話が聞ける親になる必要があります。

と言うと「子どもの話は聞いている、聞いているのにどんどん話さなくなるし、状態は悪化している」と言われます。

 

子どもの心が閉じるのはなぜ?

本当の聞く=アクティブリスニング

が、できている場合、子どもが心を閉ざすことはありません。

心を閉ざしているということは、子どもの話が聞けていないということです。

ですが相手が大切な人であればあるほど、愛情があればあるほど、人は相手の話が聞けません。

子どもの話しは、親に聞ける条件が整っていないと本当に難しいんです。

【連載】【14】スキルより大事なこととは?-軸対話初歩

 

 

一番大切なことは、親が子どもの話が聞ける状態になること、その第一歩は、親の心配など心の状態を明確にして、何が大切なことなのか?!親の軸を確認します。

 

この事例は、親御さんから相談を受けておられる立場でどうしたらいいか?ですが、カウンセラーではないので親の話を聞くというより、子どもの味方になって話を聞く聞き方をお伝えしました。

 

お母様からの子ども情報から、親がよくしてしまいがちな対応をされています。これね〜知らないと、やっちゃうんです(><)

親が悪いわけでも愛情がないわけでもありません。

何度も言いますが愛情があるからこそ間違えるんです。

今後の対応の参考になるので解説します。

 

 

 

事例:入学早々、怪我をし手術、入院その辺りから不登校になり、今、辞めようか?編入しようか?という状況になっています。

 

川西さん、何かよいアドバイスはないですか?

 

柔道部出身で、高校一年生の子がいるのですが、入学早々、怪我をし手術、入院その辺りから不登校になり、今、辞めようか?編入しようか?という状況になっています。私も一度話をして、その後は両親から余り刺激しないようにということで会ってなかったのですが、昨日、お母さんとLINEをしたら、あれから進展が無いようで・・・。今度会って話をしてみようと思うのですが(話の内容も無いのですが)川西さん、何か良いアドバイス無いですか!?

 

現状のお母さんの分析(LINEより) ↓↓↓

 

迷ったのですが……。本人の精神状態をお伝えします。他人の視線が全部自分を見てると感じる、特に同年代の子から。自分に自信がない。頭も悪い、太っているから。楽しそうな人を見ると、イラつく。

 

 

現実逃避しなければ、ストレスが溜まるので、楽しいことをする、嫌なことは考えない。なので、家族や先生から現実的なことを言われるとイライラが止まらなくなって、誰も信じられなくなり嫌いになる。そうなると、すべてを人のせいにします。誰とも会いたくないと引きこもって、ゲームする。優しくしてくれる、理解してくれる人にだけ、しゃべりたい。

 

 

膝のほうは、ウォーキングもたまに誘うのですが、現時点では20分も歩くと膝がガクガクしてフラフラする状態です。柔道は恐怖心のほうが強くて、あきらめているようです。

 

 

H先生のことも嫌いです。本人のなかでは信用出来ない先生になっています。練習では指導してもらえず、ケガした時は道場で寝ていたから。

 

 

こんな病的状態です。気分が悪くなると、何を言っても逆らいます。気分が良くなるように、そのつど黙って愚痴を聞いて、褒めるとこなくても褒めて、頑張ってると認めながら、聞く耳がみえて来たら、考え方の軌道修正してはのこの数ヶ月でした。なので、難しい状態です。

 

長くてゴメンなさい(ーー;)

 

========================

ケガをした子どものお母様から、相談者さんは信頼されていますね。

 

 

今、子どもに必要なのは、

何か役にたつ良いことを言う人ではなく、

子どもの心を理解しようとしてくれる人の存在です。

 

 

 

もし会うことができれば、

言動や様子をしっかり観察してください。

親や身近な人が話しが聞けない場合、

話が聞ける専門家に頼むことをお勧めしてください。

 

 

 

それと身体の状態も診て

安易に薬を出さない信頼できる医者の存在も必要です。

川西のクライアントであれば紹介して

身体的な異常はないかチェックしてもらいます。

 

 

脳のアレルギーやホルモンの異常で他者の視線や言動に対して過敏な反応になる場合もあるからです。

信頼できるドクターとは、なぜホルモンの異常が起こるのか?!そこまで突き止めてくれるドクターを私は紹介しています。

 

 

 

身体や脳に異常がなければ。。。。。。

 

ケガも不登校もH先生も恐怖心も本当の問題ではありません。

 

ケガをしたからと言って、皆が不登校になったり、恐怖心がでるわけではないんです。

恐らくケガもH先生も恐怖心も本当の問題ではないでしょう。

 

学校が子どもに合っているのかどうかを知りたいところですが、そこまで踏み込むことは、今の時点ではできないので、お母様情報を解説します。

 

 

他人の視線が全部自分を見てると感じる、特に同年代の子から。自分に自信がない。頭も悪い、太っているから。楽しそうな人を見ると、イラつく。

 

→他者の視線がきになることが異常かどうかの判断はできません。思春期など自我が確立できていない時には他者の視線や言動が気になります。楽しそうな人を見てイラつくのは、今の自分が不甲斐ないと思っているからでしょう。

 

 

 

 

 

 

なぜイライラするのでしょう?

家族や先生から現実的なことを言われるとイライラが止まらなくなって誰も信じられなくなり嫌いになる。

 

→なぜイライラしているのでしょう?

そんなこと言われなくても現状は分かっているからです。

 

現状は分かっていても

自分の感情

本当は何を求めているのか

本当は何が大切なのか

具体的な自分が分からないのです。

 

言われたい言葉はそんなことじゃない!とイラついています。

だから誰も信じられないのです。

 

 

 

 

大人はなぜ現実的なことを言うのでしょう?

 

現実が見えていないから行動ができないと思っているのではないでしょうか?

 

現実に立ち向かえないのは、現実を見ようとしない、心が弱いからだと思っていそうです。

 

 

 

じゃあ心って何?

心は何のことを言うのでしょう?

心を示すものは何?

心を無視しているのは誰??

 

 

 

周りが躍起になって子どもの心を観ず、落ち込んでいる状態をアップさせようとする、そして機嫌をとろうとすればするほど抵抗するのは、自分の心を無視されて大人がコントロールしようとするからです。人は外部コントロールを嫌います。

それは、順調に育っている兆候とも考えられます。
心は正常です。病的ではありません。

 

 

 

褒めたり教えたりする対応がいいことだと思っています!?

気分が悪くなると、何を言っても逆らいます。気分が良くなるように、そのつど黙って愚痴を聞いて、褒めるとこなくても褒めて、頑張ってると認めながら、聞く耳がみえて来たら、考え方の軌道修正してはのこの数ヶ月でした。なので、難しい状態です。

 

親として私はこんなにやっている。

こんなにやっているのに子どもは変わりません。

ということですね。

褒めたり、軌道修正しようとするから、このままの状態なのです。

 

 

でも対応の仕方なんて知らないんです。

良かれと思って、ほぼ反対のことをしています

 

 

 

今、困っているのは誰?

 

気分が悪いのは、どっちが困ってる?

 

子どもが困っている時に親の考えを伝えようとしています。

対応は子どもの心を解読しようとすることの方が大事です。

 

 

愚痴ばかり言っててもしょうがないででしょ。

と思ってしまい、しっかり聞けていないのではないでしょうか?

 

褒めたら自信ができて気分が変わると思っていそうです。

 

頑張っていることにフォーカスしたら自信が回復すると思っているのではないでしょうか?!

 

今の考え方ではダメだ、そんな考え方ではこの先どうするんんだ!と言って、今の状態をちゃんと見つめようとさせていないのではないでしょうか?!

 

ならば、現実を見せていないのはどっちなのか?!です。

 

 

 

気分を変えようと躍起になり、

こんなことをしてあげたらいいのかな、

こう言ったらいいのかな、

そうやって先回りしてお膳立てしようとするから、

自分のことが分からなくなっているのです。

 

 

人のせいにするのは、、、。

 

>すべてを人のせいにします。

 

人は自分のことがわからない時、すべて人のせいにします。

そして自分の気分を変えてくれるのは自分ではなく、他のものや他者だと思っています。

 

誰かが自分の気分を変えてくれる。

そう感じさせている対応をしているから、今を感じることができなくて人のせいにします。

 

 

自分を見つめて自分を味合わないといけない状態です。

その状態の時に、他者の言うことに反発しないといけない言葉をかけられ、視点がいつも自分ではない他者に視点が向くような接し方をされているから先に進めないのです。

 

 

じゃあどうするのか!?

 

今のネガティブな状態をしっかり味あわせてあげてください。

できれば彼の奥の氣持ちが聞けるアクティブリスニングができるといいでしょう。

 

 

そのためには

 

 

 

 

彼はどんな氣持ちで日々を過ごしているのでしょう?

彼はどんなことが言いたいのでしょう?

彼の心の叫びは何でしょう?

 

 

 

今はこう思ってるんだよね。

今はこう言いたいんだよね。

今はこんなことが気になるんだよね。

 

 

 

彼の心の声を聞いてあげてください。

しっかり味わえるように聞いてあげてください。

もうこんな状態は充分だ!先に進みたい!

今をしっかり味わえれば

人は先に進みたくなります。

 

 

 

 

子どもをどう支えたいのでしょう?

子どもの心に注目してあげてください。

 

 

 

 

 

 

人が悩んでいる時は最初は人のせいにするものです。

それが言い尽くせたら本当の氣持ちにフォーカスできます。

本当はストレス発散ワークをさせてあげたいぐらいですけどね。^^

 

 

 

 

子どもが困っていたら聞く!(アクティブリスニング)

 

 

心を聞く!!

 

 

これだけで充分なんですよ。

 

 

 

但し、身体に異常がなければです。

 

 

健闘を祈ります!!

 

 

 

川西

Yさんのどーんとこい!の感じが相手に安心感を与えます。

また様子を教えてください。

聞くことは実況中継のような聞き方です。相手をよく観て、観たことを言葉にする。相手の鏡になる聞き方です。お母様のお困りの気持ちも余裕があれば聞いてあげてください。親なりにわからないなりに頑張っておられます。

 

 

 

それからひと月後、

 

 

 

Yさん

姫♪お盆は楽しくお過ごしですか!?私の息子たちも帰ってきて久々親子トーク弾んでいます次男の柔道部の同級生達(例の学校いけない子も含むね)も久々に集まってトークしたようです。音信不通の例の子もお母さんを通じて声を掛けもらったら、なんと来る!ってΣ(゚Д゚)お母さんもビックリしたようで、大変喜んでました♬ちょっと晴れてきたかな♪良い方向に行ってくれるといいです♡こんなたわいのない話でスイマセン。ちょびっと報告です。楽しいお盆をお過ごしください。

 

 

というやりとりをして、、、2年後の本日。その後を聞いてみました。

 

 

Yさん

結局学校を辞めて定時制高校に入りました。そして定時制の柔道大会に出場いきなり全国3位♪今は2年で今年の全国大会はベスト8 『全国優勝して大学へ行こう!』と本人も町の道場にも練習に来て頑張ってます。今はご両親も一安心というところかな…。本人も前向きに頑張ろうという感じです♪

 

 

柔道継続、というか継続以上ですよね。すご〜い^^

ここまでくるには、ご両親の葛藤、親子での言い争いもあったそうです。

子どもさんに柔道があってよかった、Yさんという人が関わってくださってよかった、親子間だけで乗り越えることが大事なのではなく、人との繋がりを感じながら乗り越える経験って宝ですよね。

どんな温かい人になってくれるんだろう?!な〜んて期待したりしてしまいます^^

Yさん、報告ありがとうございました。

 

 

親も子どもも悪くない

子どもが不登校であったり、やる気を失っている状態の時に、親が声をかけると反抗したり反発したりします。その状態を見て、親は病的な状態だと判断しますが、よ〜く話を伺うと子どもは正常です。

 

親は、子どもの機嫌を良くしたい⁉︎ やる気を出させたい⁉と躍起になり、褒めたり言い聞かせたりしています。これは軸対話を知らない場合、ありがちな対応です。

 

誰も何も悪くないし、親の教育が悪いわけでも心が弱いわけでもありません。

 

軸対話を知らず複雑にしてしまっているだけです。

 

次回から不登校シリーズでを書きますね

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