自己主張が強くまとまりません。どうしたらいいのでしょうか?

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先日、選手の心がバラバラで、チームワークが取れないと言う相談を受けました。

バスケットの場合、自己主張がどうしても強くなる。
それがいい場合に向く時と、良くない方に向く場合がある。
試合中に浮き沈みがあったりする。

大学生活最後の試合を控えて、練習メニューは考えるけれど、メンタルの部分を見てもらえないだろうか?と、言うことでした。

自己主張が強い?
試合中に浮き沈みがある?

どう言うことなのか見当もつかず、
どんな状態なのかを知るために練習を見に行きました。

試合形式の練習になった時に
キャプテンの顔がイライラしてきました。

 

何があったのでしょう?

川西
なんかイライラしてるね。
キャプテン
そうなんですよ。
プレーのことで衝突したんです。
言っても曲げないヤツなんです。
そう言う性格だと言うことは
この4年間で知ってるんですけど、、、。

 

川西
自分の意見を理解してもらえないのが悔しいのかな

 

 

キャプテン
悔しい、、、そうなんです。
いや、あいつの言うことも
そうかもしれへんけど、、、
でも「じゃあ勝手にしたらいいやん」
と言われたら、なんかイライラして

 

 

川西
勝手にしたらいいやん、と言われて
イライラしているのか。
・・・・なぜだろうね、、、。

彼はなぜ勝手にしたらええやん、って言ったんだろう?

 

キャプテン

あいつ、よう、そんな言い方するんです。
それで、チームの空気が悪くなるんです。

 

川西
彼の一言で空気が変わるんだ。
(心の声:影響力のある子なんだ)
キャプテン
だってあいつは一番、うまいし
あいつの言うことは、皆、認めてるし
でも空気が、、、、

 

川西
じゃあ、あなたが気持ちを切り替えるのはいつ?
キャプテン
それはいいプレーをして
良い結果が得られた時に払拭されます。

 

 

川西

良いプレーができるまでは気が重いのか
ほ〜、それはしんどいな。

彼に話を聞いてきてもいい?

 

 

キャプテン
いいですけど、自分たちのことは出さないでください。
文句があるなら直接、来い!っていうヤツなんです。

 

川西
は〜い。

 

彼に話を聞くと

チームのことを考えてのプランを出した
その考えと反対の動きをキャプテンがする。

目立ちたいヤツだから、しょうがないけど
それではきっとうまくいかない。

まあでも言うだけのことは言ったから
それで失敗しようが、あいつの経験なので
経験すればわかることだから
「勝手にしたらええやん」と言いました。

と言うことでした。

 

 

どの人もチームのことを考えての発言です。
言葉の真意が伝わりあっていない印象を受けました。
と言うことは、それぞれの深堀が足らないだけです。

 

深堀が足らないから話し合いが中途半端で終わっており、
イライラが募り、心がバラバラになっています。

 

なので深堀りしてから、話し合いをして
それを元に練習すれば解決します。

 

 

 

話し合いに必要なことは何でしょう?
どうすれば、お互いがスッキリするのでしょう?
今のままではお互いがモヤモヤしています。

  • 自己主張ばかりすると話し合いにならない
  • 個性が強いだけでは、チームはやっていけない
  • お互いの性格を理解し合わないといけない
  • 引くこと、折れることも必要だ
  • 与えること、譲る考えも必要

 

一見、その通り!と言いそうですね。

上記の言葉は、
日本人であればよく耳にすることです。

 

話し合いに必要なことは何でしょう?
何を深堀りするといいのでしょう?

  • 相手の性格を知ること?
  • 主張を我慢して受け入れること?
  • 自らの主張を引き下げること?
  • 無個性になること?

どれも違います!

 

話し合いに最も重要なことは、

それぞれの欲求を明確にすること
争点や問題点を明確にすること

 

そのためには、

なぜ、その人がそれを主張するのか?
なぜ、今、それを言うのか?

 

表面の言葉に反応して
会話をするのではなく
表面の言葉の裏側を明確にすることが大事です。

 

どうなったでしょう?

先ほどに戻ります。

 

彼は、チームのことを考えてのプランを出した
その考えと反対の動きをキャプテンがする。

 

同じ目的、方法が二つ
に分かれていました。
もう少し深堀りして

 

  • なぜそのプレイをするのか?
  • なぜそのプレイ案になるのか?
  • そのプレイは今のメンバーで可能なのか?
  • その際の問題点は何か?

 

1、問題点を明確にした後で、、、

2、次にアイデア出しです。
考え付く限りのアイデアを出し合います。

 

白か黒かで意見は二分していますが

  • そのグレー段階とはないのか!?
  • それができるプレイレベルなのか!?
  • 成功確率はどうなのか!?

 

3、練習しながら検討していくといいですよね。

翌日修正されて、次が本番でした。

 

キャプテンには、彼の
「じゃあ勝手にしたらええやん」
と言う言葉の真意を説明すると、、、

「ああ〜その意味だったんですか!
それなら分かる、納得です」と言っていました。

数時間はギクシャクしていましたが、
上記の話し合いと練習を重ねて、本番は、、、、

 

 

 

勝ちました。^^

 

只今連勝しています。
もしかしたら上のリーグに入れるかもしれません。

今は心が繋がっているようです。

4年生最後の試合、思いっきりできるといいですね。

 

チームワークは話し合いと練習により培われる

チームワークは、
それぞれが腑に落ちる話し合いが、
どこまで出来るかどうかが
ポイントになりそうですね。

 

どちらかが折れるとか、
折り合いをつけるとか、
勝つとか、負けを譲るとか
性格を理解するとか

 

そうではなく
争点の明確化と
どちらもが勝つ話し合い。
(誰もが我慢しない、攻めない、自らの意見をいう、お互い聴く)

  • そしてグレーゾーンの段階を見つけ
  • それぞれが何ができるのか
  • そして相手云々ではなく、
    自分が行動することを考えて

話し合いをすることが大事です。

 

それぞれが納得し腑に落ち、
心が定まると強いですよね。

 

自己主張するとまとまらないのでしょうか?

一般的には、主張しあうとまとまらない
と、信じられています。

自己主張が悪いのではありません。
自己主張の裏側が解読できていないのです。

自己主張の裏側を解読できる人が必要です。
ないしは、

自分が主張したい裏側の欲求は何だろう?
と問いかけができる自分になる必要が
チームプレイには必要かもしれません。

 

これはきっと、どの世界でも必要なことです。
『主張の裏の本当の欲求を知る』
それができると、しなやかな人間力がつきそうですよね。

 

人財を生かし合えるチームが強い

「じゃあ勝手にしたらええやん」で、モヤっとするキャプテンと、その仲間達、彼のことをかなりリスペクトしてますよね。

彼に話を訊くと小学校の頃からバスケットをし、家族全員バスケットをしているようです。

知識と行動が伴っている人ですが、言葉の説明が足らず、きつく聞こえてしまうのでしょう。

きつく聞こえてしまうことが、主張が強いと判断されていたのかもしれません。
と、なると、

自己主張がきつい人は和を乱すから排除すると言う考えでは、いいチームは作れないですよね。

チームとして、彼の知識や行動は、大いに活かしたいです。

話し合い、しましょうね。

 

追記

川西はどこででも仲介役が多そうです。
今回の仲介は、練習コーチと学生、学生同士でした。

仲介役の楽しみは、表面から見えるその人ではなく、もう一人の人と出会える楽しみでしょうか。

彼らに出会ったのは、試合を見て二度目です。
会話したのは初めてでした。
そして彼らの情報は何も聞かされていません。
名前も知らないぐらいでした(^^;

対話することに、性格や価値観云々は関係ないと言うことです。
軸対話を知っていれば大丈夫です。

軸対話、何にでも応用できると言うこと、伝わっていますか?

身近な人ができれば、誰でもできるようになります。
だからこそ、次世代に伝えたいですよね。^^

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