忘れ物が多い子どもに手を焼いています。どうしたらいいですか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

「子どもがちゃんとしていない」と、人から指摘されることが怖いですか?

「忘れ物をする」「宿題をしない」ということで頭を悩ませている親は多いですね。

しかも学校の先生から電話をもらうと「ちゃんと育てていない」とレッテルを貼られたようで困る人が多いです。

 

こんな相談がありました。

 

忘れ物が多く先生からよく電話をいただきます

名古屋での人間関係講座で
お世話になりました、Yです。

先生のメルマガやfacebookなど、
いつも楽しみにしております。

 

子どもが小学生になり、
元気に通ってくれていますが、
忘れ物が多く、
先生からよく電話をいただきます。

 

子ども自身も、
その時は困るようですが、
すぐに喉元を過ぎてしまうようで、
また忘れ物を繰り返しています。

 

一緒に翌日の準備をするときは、
私がやってくれるものだと
気を抜いてしまい自主的に確認を
しようとしないので、
それで何か忘れると

 

「お母さんのせいで忘れた!」となり、
なるべく自分でやるよう仕向けるのですが、
そうなるともう私も
「やりなさい」口調になってしまい、
子どもも嫌々動く形になります。

 

自発的にやろうとしない理由を聞くと
「今は他のことで遊びたい」
「テレビが気になる」
「面倒くさい」などを理由にします。

 

そりゃそうだろうと思いますし、
私も子どもの頃同じ感覚でした。

 

だから私も「やりなさい」口調になるのは
正直違和感を感じますし、
子どもはこれまで忘れ物をしても
そこまでピンチになってはいないのでしょう。

 

こういう時は口を出さずに見守っていて良いのか、
何か伝えられることがあるのか迷います。

 

先生のご意見をいただけたら幸いです。
乱文をお許しください。

 

先生から電話をもらうと焦りますよね

先生から電話をもらうと、なんとか「忘れ物をしないようにしなければ!」と焦りますよね。

忘れ物をなくそうと、手伝ったり、声をかけたり、子どもを動かそうと、毎日毎日、ほとほと疲れ果てて、困っていますね。

 

でも、困ることができたので質問してくださったんですよね。
そうなんです。
人は「今、困る(自分軸が阻害されている)」と行動を起こします

 

今の出来事、誰が困っているのでしょう?

軸対話では、何かイヤだ困った出来事が起こった時

  • どっちが困ってる?
  • 誰が困ってる?

と、自分に問いかけます。

 

親が困っている場合

親自身なら、軸対話ではまず

  • 内観法の応用の吐きだしワークで、心を落ち着かせましょう。
  • その後、冷静になれば、親が困るのはおかしな話だと理解できるでしょう。
  • もし理解できない、心が落ち着かないのであれ、心理療法が必要でしょう。

 

忘れ物常習犯ということは、子どもは忘れると困るという自覚がなさそうですよね。
今の所、子どもは困っていません。

でも一応、尋ねてみましょう。

 

親から子どもにアイメッセージ(主語が私のメッセージ)で伝えてみる

親であるあなたが心配になっていることをアイメッセージ(私を主語にしたメッセージ)で話してみてもいいですね。

「忘れ物が多いと、授業がわからなくて困っていないの?忘れていることが恥ずかしくないの?お母さん、心配だわ、、、、先生に言われるのも恥ずかしいし」と。

今回の場合、子どもさんは困っていそうにないので「心配せんでいいし、大丈夫やって」と言うでしょう。

子どもは「今、困っていないんだな」ということがわかります。

 

親から先生にアイメッセージで伝えてみる

【事実】忘れ物をなくすようにと言われて
【影響】頑張って準備のサポートをしてるのですが、どんどん子どもが自分でしなくなって、しまいに忘れ物をすると私のせいになり
【感情】もうどうしていいのか、私もわからなくて情けないです。

 

先生:はーそれは困りましたね。
こちらからも話してみます。

先生は、もしかしたらあなたのことを「できない親だな」と、思うかもしれません、思わないかもしれません。

どちらにしても、親も困っていてどうしようもないのなら「自分が動かないといけないな」と思います。
そう思ってもらったら先生が動き出します。

 

もう一度、尋ねます。誰が一番困っていますか?

先生です。

 

わざわざ電話してくるということは、何を困って電話されたのでしょう?

相手が困っているときはアクティブリスニングです。
(注:先生の話を聞いてあげよう!仲介役になろう!と、思えたら聞く)

 

先生の代弁者として、先生の意向を確認する

  • 将来のことでしょうか?
  • 授業の説明で、ないと困るものがあるのでしょうか?
  • 授業が進まないのでしょうか?

これは、先生に確認した方がいいですよね。

 

次の授業で、これを忘れると作業が遅れるという具体的なことがあれば、それを子どもに伝えればいいですよね。

 

子どもは困っているのか?困っていないのか?

今回の場合は、子どもは、どんなことで困った方がいいのか分かっていないのです。

さほど先生のことを嫌っていなければ、この授業の時にこれを忘れると困るな、と、自覚できれば、持っていくでしょう。

 

もし何か先生や生徒との間で何かあるなら、先生の話をすれば、「そうじゃないねん!」と、言って話だし、子どもの本心も聞けるかもしれません。

これ、結構ありますよ。
忘れ物や先生との関係ではなく、席が近くの友達とトラブっているということもありました。

 

放置という手もある

忘れ物は子どもの課題なので、子どもが困るまで放置、という手もありますが、忘れ物をしないように手をかけるほど関わりたいのであれば、しっかり関わって話を聞いた方がいいですよね。

 

先述したように、先生に親の自分も困っているといえば、先生が動いてくれるので親は安心して見守る(放置する)こともできるかもしれません。

 

軸対話は、これだけすればいいと言うやり方ではありません。

    • 見守るのか、
    • 伝え方を工夫する

と言う解決策の前に、

親自身がどう関わりたいのかを明確にしてから対応する
というやり方が、軸対話の対応の仕方です。

なので、上記を参考にどう行動するかは、Yさん次第です。

 

結局、先生が話を省いているだけです。

おそらく先生は、これぐらい説明しなくても分かるだろうと、親にも子どもにも話を省いているだけでしょう。
問題は先生の指導力(説明力)だとは思いますが、先生も気づいていません。
なので、先生の話を聞いてあげて、協力者になって助け合ってもいいですよね。

 

忘れ物をするなんて常識がなっていない!と叱りたいですか?

  • 本当にいつも忘れ物をするのでしょうか?
  • 遊びに行く時や自分の好きなところに行くときも忘れますか?

まず、この点をよく観察して確かめてください。

 

もしかしたら先の見通しがつかないのかもしれません。
それであれば、その対策を練らないといけません。

先の見通しのつかないことがあるのであれば、尚更、精神論や「やりなさい」と言う目先の行動促しでは解決はしません

 

こういう時は口を出さずに見守っていて良いのか、
何か伝えられることがあるのか迷います。

おそらく黙るか言うか(説得、教訓、アドバイスなど)の反応会話の解決策が、頭を巡っていたでしょう。
軸対話の説明を聞いて、さらに迷っているかもしれませんね。

 

読んだ今、もう一度問いかけてください。

私はどの行動を起こしたい?と。

答えはあなたの中にしかありません。

どの答えも正解ですよ。

 

先生から言われたことで動揺する状態であってもいい。
人の言葉に動揺しながら、
軸対話の実践を通して、
ゆっくり揺れながら、
自分は本当は何を大事にしたい人なのか、
自分軸に気づいていけばいいのです。

しなやか自分軸す。

子どもと共に成長しましょう。
楽しみですね。^^

 

自分軸の仕組み

どっちが困ってる?と、自分の感情に問いかけ
アイメッセージを考えて、自分の欲求や価値観を明確にし
アクティブリスニングの練習や実践をして、相手を理解することに努める。

感情・欲求・価値観が明確になるこれが軸対話です。

先生や子どもと対話しようと思うことで自分へも問いかけ、少しずつステップを踏むことでお互いの自分軸が明確になります。

 

一気に解決しない大切さを、ご理解いただけたでしょうか?

 

もう一度、問いかけます!

私はどのことが一番イヤなんだろう?
誰が困っているんだろう?
私は、どう関わりたいのだろう?

 

しなやかにね( ̄ー☆

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*